11.27 緊急集会
12月2日保険証廃止でどうなる?
保険証残そう! マイナ保険証いらない!
発言:知念哲さん(神奈川県保険医協会)、原田富弘さん(共通番号いらないネット)、小賀坂徹さん(違憲訴訟神奈川弁護団)、宮崎俊郎さん(違憲訴訟神奈川原告団)
開催趣旨
12月2日 健康保険証廃止迫る
2024年12月2日の健康保険証廃止(新規発行停止)まで1か月を切りました。
マイナンバー制度の違憲性を訴えているマイナンバー違憲訴訟神奈川と東京は現在、最高裁に上告しています。医療情報というプライバシーを侵害するマイナ保険証は憲法13条に違反しています。この緊急集会では、違憲訴訟から見えるマイナ保険証の問題についても考えたいと思います。
「マイナ保険証を持ってないと受診できなくなるのでは?」と多くの人が不安に感じています。マイナンバカードを持ってない人・マイナ保険証に登録していない人には「資格確認書」が自動的に届きます。一方マイナ保険証を持っている人も住所や名前が表示されない、顔認証ができないなどトラブル続きで、「資格情報のお知らせ」を発行し常に持参するように呼びかけています。厚労省も不安を払拭するためか、「これまで通りの医療をあなたに」と新聞広告にだしていますが、12月2日以降は保険証の資格確認が8通りにもなり、ますます混乱しそうです。
問題だらけのマイナ保険証
2022年10月13日河野前デジタル大臣が突然「2024年秋に保険証を廃止しマイナ保険証に一体化にする」と記者発表したときから迷走と混乱が続いています。保険証廃止の意義はどこにあるのでしょうか?
問題だらけで人気のないマイナ保険証です。今後も健康保険証を使い続けることができるように考えていきましょう。
プログラム
お話:知念哲さん(テーマ:保険証廃止とマイナ保険証について)
お話:原田富弘さん(テーマ:選挙後の問題について)
お話:小賀坂徹さん(テーマ:上告と今後の取りくみについて――弁護団から)
お話:宮崎俊郎さん(テーマ:上告と今後の取りくみについて――原告から)
質疑応答
●20時30分 終了
学習会① 原田報告・遠藤講演
戸籍へのマイナンバー導入は何をもたらすか
» 法務省戸籍制度研究会「最終とりまとめ」を読む(原田報告)
» 個人単位の国民管理 vs 家単位の国民管理(遠藤講演)
» 日本人が初めて経験する「個人単位」の国民管理をめぐって(参加者との質疑応答)
学習会② 井上報告
戸籍情報の連携とマイナンバー制度導入の危険性
» I 戸籍へのマイナンバー導入の経過
» II 法務省民事局における戸籍情報ネットワーク化の経緯
» III 戸籍の法・制度上の目的と戸籍情報連携システム
» IV 戸籍情報とプライバシー
» V 戸籍とは別の個人登録制度の可能性
学習会記録とレジュメ・資料のダウンロード
» 戸籍学習会①原田報告・遠藤講演・討論の記録(PDF、15Mバイト)
» 戸籍学習会①原田報告・遠藤講演のレジュメと資料(zip圧縮3.4Mバイト)
» 戸籍学習会②井上報告の記録(全)(PDF、15Mバイト)
» 戸籍学習会②レジュメ・資料(一括zip圧縮1.9Mバイト)
ビデオ
» 戸籍学習会① 原田報告・遠藤講演
» 戸籍学習会① 質疑討論
» 戸籍学習会②井上報告