どうなる個人情報保護法制?
個人情報保護条例はなくなるのか? 学習会
講師:森田明(弁護士)
開催趣旨
菅政権は来年の通常国会にデジタル改革関連法案を提出しようと目論んでいます。
その法案の一つに個人情報保護法制の一本化が入れられようとしています。菅政権の狙うデジタル化社会とは、個人情報の自由な流通を行うことで国や企業の思うがままの利用を許していくような体制を作り出すものです。
自己情報コントロール権はいまだに私たちの社会に定着していませんが、「データ共同利用権」などという自由に個人情報を利用したい側にとっては、大変都合の良い概念を作り出してまでデータ利用の自由化を追求しようとしています。
その際に邪魔になってくるのが国より先進的に個人情報を保護してきた自治体の個人情報保護条例です。今回の個人情報保護法制の一本化とはこの自治体条例を無くしてレベルの低い国の法に一本化しようという動きです。しかし私たちは自己情報コントロール権の基本にある「本人同意」を蔑ろにする改悪を了承するわけにはいきません。
個人情報保護に詳しく、神奈川県、逗子市などで個人情報審議会委員を務められている森田弁護士をお招きしてその問題点を考えてみたいと思います。
プログラム
●13時30分 開始
●16時30分 終了
所在地:横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 かながわ県民センター 304号室
JR・私鉄「横浜駅」西口・きた西口を出て、徒歩5分
横浜市営地下鉄「横浜駅」地下鉄出口8から、地下街をとおり「中央モール」を左折し「北6」出口を出て、徒歩2分
共謀罪NO! 実行委員会
「秘密保護法」廃止へ! 実行委員会
Tel.080−5052−0270(共謀罪NO! 実行委員会・宮崎)
学習会① 原田報告・遠藤講演
戸籍へのマイナンバー導入は何をもたらすか
» 法務省戸籍制度研究会「最終とりまとめ」を読む(原田報告)
» 個人単位の国民管理 vs 家単位の国民管理(遠藤講演)
» 日本人が初めて経験する「個人単位」の国民管理をめぐって(参加者との質疑応答)
学習会② 井上報告
戸籍情報の連携とマイナンバー制度導入の危険性
» I 戸籍へのマイナンバー導入の経過
» II 法務省民事局における戸籍情報ネットワーク化の経緯
» III 戸籍の法・制度上の目的と戸籍情報連携システム
» IV 戸籍情報とプライバシー
» V 戸籍とは別の個人登録制度の可能性
学習会記録とレジュメ・資料のダウンロード
» 戸籍学習会①原田報告・遠藤講演・討論の記録(PDF、15Mバイト)
» 戸籍学習会①原田報告・遠藤講演のレジュメと資料(zip圧縮3.4Mバイト)
» 戸籍学習会②井上報告の記録(全)(PDF、15Mバイト)
» 戸籍学習会②レジュメ・資料(一括zip圧縮1.9Mバイト)
ビデオ
» 戸籍学習会① 原田報告・遠藤講演
» 戸籍学習会① 質疑討論
» 戸籍学習会②井上報告